(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
strnatcasecmp — "自然順"アルゴリズムにより大文字小文字を区別しない文字列比較を行う
この関数は、人間が行うような手法でアルファベットまたは数字の 文字列の順序を比較するアルゴリズムを実装します。この関数の動作は、 strnatcmp() に似ていますが、 比較が大文字小文字を区別しない違いがあります。 詳細な情報については、Martin Pool の » 自然順文字列比較 のページを参照ください。
string1最初の文字列。
string2次の文字列。
他の文字列比較関数と同様に、この関数は、
string1がstring2
より小さい場合に -1、string1が
string2より大きい場合に 1、等しい場合に
0 を返します。
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 8.2.0 |
この関数は、2つの文字列の長さが等しくない場合に
strlen($string1) - strlen($string2) を返すとは限らなくなりました。
代わりに、-1 や 1 を返す可能性があります。
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例1 strnatcasecmp() の例
<?php
var_dump(strnatcasecmp('Apple', 'Banana'));
var_dump(strnatcasecmp('Banana', 'Apple'));
var_dump(strnatcasecmp('apple', 'Apple'));
?>上の例の出力は以下となります。
int(-1) int(1) int(0)